用意要らず、片付け要らずの嬉しい食べ放題
年末にカニの食べ放題に行って来ました
美味しいものは人の心を豊かにします。ときどき訪ねる少し豪華なレストランや食事が売り物の旅館やホテルは家でする食事に比べると用意も片付けも全てお任せなので、毎日の食事作りを任されている主婦にとっては本当に心の底から心豊かにしてくれます。でも、そんな贅沢は同時に家計を任されている主婦にとっては心底心豊かになったと同時に別に抱える問題にも直面したりして上手くは行かず、美味しいもの好きは美味しい物好きなりの悩みもあるのです。
そんな悩みを抱えながら、同じく美味しい物好きの主婦友達とカニの食べ放題に行ってこようと話しがまとまり、年末に出かけて来ました。
方向音痴な私は、家まで迎えに来てくれた友人の車で最寄りの駅まで行き、乗せられるままに電車に乗り、連れて行かれるままに歩き、どこにたどり着いたのかサッパリわからないままビルの中にあるお店の扉をくぐったのです。お店の扉を開けたとたんカニの香りがとても凄かったのをよく記憶しています。まるで漁港、市場、そんな場所にタイムスリップしたような、どうやってたどり着いたのかがよくわからないだけに不思議な感覚でした。
席に着くとお皿に盛られたカニが運ばれて来て、早速食べ始める事になります。自分の家や旅先でカニを買って食べる事はありましたが、こんなレストランのようなところでカニを食べる事は始めてでした。
運ばれて来たお皿にはカニの足だけが盛られていて、赤く艶やかな長い足がとても奇麗に見えました。足だけになっているので意外と躊躇なく手を伸ばし食べ始める事が出来ます。これが頭も付いたカニだったら、ひっくり返したり、もいだり、ちぎったりと大変だったかもしれません。
しばらくすると、私たちは何にも喋っていない事に気がつきました。二人で顔を見合わせて笑うと「ま、食べる事が先決だね」とまた、足をバキバキっと折ってシュルシュルっと口に入れていきました。周りもよく見ると手を動かしているお客さんたちはいますが、会話という会話はあまり聞こえてこないのを感じます。音はカニの足を折るパキパキっとい音なのです。
そうして、お腹いっぱいにカニを楽しむと友人の後をくっ付いて家路に着きました。食べ放題のあとの手はとてもカニ臭いもので、次回はハンドソープを持参して行こうと、いつになるのか分からないのに、そんな話しで別れました。
食べ放題のカニの味は時々味の薄いものもありましたが、意外と美味しくて食べ誤田江がありました。なんと言っても後片付けがお店にお任せナなのが主婦に取っては嬉しいことです。